Control Bear
15th Anniversary
200点以上のグラフィック、
そしてNFTも登場!
愛され続けるコントロールベアの
魅力に迫る

グラニフの人気オリジナルキャラクター「コントロールベア(Control Bear)」が、
2023年で生誕15周年を迎えます。
現在までに200以上のグラフィックが誕生するなど、多くの人から愛されて続けています。
今回のSTORIESでは、生みの親であるグラフィックデザイナー・上原長剛氏へのインタビューに加えて、
人気アーティストたちがデザインした十人十色のスペシャルアイテムをお届け。
2022年よりスタートした「コントロールベア」のNFTアートにもご注目ください!

Control Bear ORIGIN コントロールベアとは?

グラニフのオリジナルキャラクターである
コントロールベア。
無垢で愛くるしいクマが自らの首を
取っているシュールな姿には、
「他人に流されて人生を浪費せずに、
自らの頭をコントロールできる
強い意志を持とう」
という
メッセージが込められています。
砂時計や忍者にインスパイアされたり、
時事を反映したり、
ポラロイド写真をコラージュしたりなど、
個性豊かなグラフィックが誕生しています。

デザイナー上原氏に聞く、
コントロールべアの誕生ストーリー

2008年に誕生以来、愛らしさとインパクトが共存するキャラクターで唯一無二の存在感を放つコントロールベア。
さまざまなブランドとのコラボレーションをする機会も多く、グラニフを代表する人気オリジナルキャラクターの一つです。
今回、コントロールベアをデザインした上原長剛氏に、コンセプトや
印象に残っているコラボレーションについて伺いました。

「コントロール」という言葉から
デザインが生まれました

── コントロールベアの、「自らの頭をコントロールできる強い意志を持とう」というデザインコンセプトが非常にユニークです。誕生のきっかけや背景を教えてください。

言葉から入りました。ロック・フォトグラファーのアントン・コービンが初監督した映画『コントロール』に影響を受けています。「ジョイ・ディヴィジョン」というポスト・パンク・バンドのボーカリスト、イアン・カーティスの半生を描いたもので、ダークな映画なので観賞後の後味はあまり良くなかったのですが……(笑)。そのときに、「コントロール」ってかっこいい言葉だなと改めて思って、この言葉を冠したキャラクターを作ってみたくなったんです。

── 言葉からデザインのインスピレーションを得ることが多いのですか?

コントロールベアをデザインした2008年当時は、言葉から入ることが多かったですね。今は数学的な見方とか哲学からも思いつきます。あと、昔も今も現代アートに影響を受けることは多いです。僕は特にマルセル・デュシャン※1が好きで、「アートは目で見て楽しませるだけでなく、考えさせるもの」という彼の価値観に影響を強く受けていると思います。

※1 フランス人芸術家。ピカソ、マティスと並び「20世紀美術に最も影響を与えた芸術家の一人」、「現代アートの父」と呼ばれている。

── 確かに、「アートは目で見て楽しませるだけでなく、考えさせるもの」という考え方は、コントロールベアのデザインに通じるものを感じます。

ありがとうございます。彼のオブジェ作品「レディ・メイド」に代表される、“ある製品を違う価値観に置き換える瞬間”がものすごく好きです。だから、ほとんどの人が可愛いと感じているテディベアのぬいぐるみの価値観をちょっと変えてみる、ということがしたかったのかもしれません。

可愛さ&毒々しさ
二面性を表現したいと思いました

── 「自らの首を取っているクマ」というフォーマットが斬新です。 これはどのように思いついたのですか? また、受け取り側に対して何か懸念した点などはありましたか?

二面性があるキャラクターというか、ひとつのモチーフでふたつのイメージがあるものが好きなんです。「可愛さ×毒々しさ」とか、何か違うものを掛け合わせると表現が広がる気がするんですよね。そこで、「可愛い」という前提があるテディベアに、「狂気」をミックスしたら面白いのではないかと考えました。最初はテディベアを真っ二つにしたデザインも考えたのですが残酷すぎて……(笑)。色々と試行錯誤を重ねて、首を取ったデザインに決まっていきました。

当時はグラフィックデザインがものすごく盛んで、加えて毒々しい表現が世の中に溢れている時代でしたので、あまり懸念はなかったですね。

見たときにちょっとクスッと笑える
それが受けたのかもしれません

── コントロールベアには、今から15年前に生まれたことを感じさせない普遍的な魅力があります。その理由は何だとお考えですか?

マルセル・デュシャンの話につながりますが、「あるものの見え方を変えた」というところが、みなさんが面白いと感じたり、普遍的な魅力になっているのではないでしょうか。

── アパレルから生活雑貨まで、さまざまなアイテムに展開しています。どんなところがユーザーの心に訴えていると思われますか?

見たときにちょっと「クスッ」と笑えるところですかね。ただ、創作当初はこんなに商品化されるとは全く想像していなかったので、驚いています。

── ライセンスアウトしたのち、コントロールベアはどんどんご自身の手を離れていろいろなデザインバリエーションに変化していきましたね。どんな風に眺めていましたか?

正直、最初は複雑でした(笑)。でも今は心にゆとりを持って楽しんで見ています。

誕生から現在まで200以上のデザインが登場。寝ていたり、メガネを掛けていたりと表情豊かに。おばけになって足がないバージョンも。「自ら首をとっている」というディテールでコントロールベアがモチーフになっていることがわかるので、ボディが猫やパンダ、ドクロといった、クマ以外のモチーフになった進化系も登場。

キャラクターをアートにする
このチャレンジを続けていきたい

── 今までのグラフィックバリエーションの中から、特に心に残っているものがありましたら教えてください。

まずは2012年、パリのセレクトショップ「colette(コレット)」とのコラボレーション。大好きで憧れのお店だったので、一緒にお仕事ができること自体が喜びでしたし、実際にできあがったコントロールベアを見たときも本当に感動しました。

同じく2012年に10人のアーティストの方と組んだエキシビジョン「CONTROL BEAR 10 Art-T Project」も忘れがたいです。デザインやキャラクターとして商業的に売れたものをアートのレベルに持っていくのって難しいんですが、僕はずっとそれにチャレンジしたいと思っていて、それが叶えられたプロジェクトでした。反響がとても良くて、アートに関心がある人にまでコントロールベアに興味を持ってもらえたと思います。

── コントロールベアの過去に発表されたTシャツを持ってきました。

右のTシャツは僕がデザインしたものです。左のTシャツはライセンスアウトされた後のもので僕のデザインではないのですが、砂時計をアレンジした時の流れを感じさせるデザインが非常に秀逸で素敵ですよね。最初に見たときに、嫉妬するくらい良いな、って思いました(笑)。

コントロールベアの顔のまわりをチクチクとTシャツに縫いつけているビューティフルシャドー。赤い糸が垂れたままのデザインが、グラニフらしい遊び心を感じさせます。

── 驚いたデザインはありますか?

同じくグラニフのキャラクターである「ビューティフルシャドー」とコラボレーションしているデザインにはびっくりしました。インパクトがありますよね。

カンバセーショントリガーとして
コントロールベアを楽しんでほしい

── 改めて、コントロールベアは、上原さんにとってどのような存在ですか?

ライセンスアウトした後、コントロールベアはさまざまな企業やブランドとつながって、グッズ、アニメーション、アートディレクターとのコラボレーション作品など、さまざまな形に広がりました。コントロールベアのお陰で僕はキャラクタービジネスのノウハウや人脈ができたし、デザイナーとしての自分の新たな方向性が見えてきたところがあります。

── 最後に、コントロールベアのファンの方に対してメッセージをお願いします。

15年もの間、応援してくださりありがとうございます。コントロールベアのお陰で僕に様々な人とのつながりができたように、コントロールベアを通じて皆さんの会話が弾んだり仲が深まったりと、コントロールベアがカンバーセンショントリガーのような存在になったら嬉しいなと思っています。

Profile

上原長剛(うえはら ながたけ)

グラフィックデザイナー。沖縄県石垣島生まれ。デザイン専門学校でコンピュータグラフィックス科卒業後、沖縄ファッションアート学院でファッションを学ぶ。2005年にグラニフ入社し、2008年にコントロールベアを発表。その後、10年間グラフィックデザインに携わった経験を活かし、フリーランスとして活動。現在は株式会社ARTOYSを設立し、キャラクターデザインに加えて立体物、グラフィックデザイン、美術作品の数々を制作している。

Control Bear NOW

10人のアーティストが競演!
コントロールベア15周年限定アイテムを紹介

コントロールベアの誕生15周年を記念し、
10人のアーティストとのコラボレーションアイテムが登場しました。
風合いの良い天竺を使用したベーシックなTシャツ、
日常使いにぴったりなサイズのマグカップ、
そしてキャンバス生地を使用したマチ付きのトートバッグと、
どれも実用的かつコラボレーションアートが際立つアイテムです。
トートバッグには内側にポケットがついていて、イヤホンやパスケース、
スマートフォンなどの小物も収納できます。
自分用にもプレゼントにもぴったりなコントロールベアの15周年アイテムを、
ぜひチェックしてみてください!

【ARTIST LIST】

#01 石黒亜矢子

頭と体が炎でつながるカンフー猫を描いた、
独特な世界観で圧倒

化け猫、妖怪、創造の生き物など、唯一無二の世界観を繰り広げる絵描き・石黒亜矢子氏。コントロールベアと同じように首が取れ、頭と体が炎でつながった猫の、迫力のあるデザイン。

石黒亜矢子(いしぐろ あやこ)

絵描き、絵本作家。 妖怪や化け猫など、主に想像上の生き物を描く。絵本、装丁画、挿絵などの仕事をしながら、個展の開催や企画展への参加など精力的に活動中。猫と爬虫類の世話をすることや、部屋で映画を観ることが幸せ。

ジャッキーチェンをイメージしたキャラクターです。
コミカルだけどカンフーはめちゃくちゃ強いカンフー猫。
怪しい技も使えます。こちら「火炎生首」です。
炎をロープの様に使って顔面を振り回し、噛みついてきます。

掲載アイテム

#02 加藤休ミ

クレヨンによるリアルな描写で
めでたい大胆デザイン

リアルな描写を得意とするクレヨン画家、加藤休ミ氏。大きくて立派な鯛をコントロールベアが持ち上げている姿は、15周年を祝福するような、なんともめでたいデザインです。

加藤休ミ(かとう やすみ)

独特の画法で、クレヨンとクレパスを使いこなす放浪のクレヨン画家。特に食べ物の描写に定評がある。絵本の著書に『きょうのごはん』(偕成社)『りきしのほし』(イースト・プレス)などがあり、また挿画も多数手がけている。

コントロールベア15周年おめでとうございます。この記念の機会にコラボレーションできたことは、とても光栄です。
はじめてベアを見た時は、少々おっかなさを感じましたが、空(くう)を見つめるような彼の表情は、
何にでも身を委ねさせる懐の深いキャラクターへと変わっていきます。
そして私は彼に鯛を与えてみた。するとべアはおもむろにもちあげたのです。
「頭を持ち上げてるのかな?と思ったら、魚だったよ。」こんな具合で私のコラボは誕生いたしました。
鯛は大きく重く、ベアは最小限の軽量を、いつもの画材クレヨンとクレパスで描きました。

掲載アイテム

#03 スタジオ地図

動き出しそうな躍動感、
寛ぎのひとときを描いた作品

映画『竜とそばかすの姫』など細田守監督作品の企画製作プロデュースを手掛けるスタジオ地図。 横になったコントロールベアが集いの場となり、思い思いに過ごす人々が描かれた、ほっこりとする作品です。

スタジオ地図(すたじおちず)

アニメ監督の細田守氏が、「時をかける少女」でプロデューサーを務めた齋藤優一郎氏と共に設立したアニメーション映画制作会社。「まだ誰も見たことがないアニメ映画をつくり、真っ白な大地に新たな地図を描きたい。新大陸を見つけたい」というのが由来。

コントロールベアに込められた「他人に流されて人生を浪費せずに、
自らの頭をコントロールできる強い意志を持とう」というメッセージから、
子どもと若者達が、思い思いに、動物や音楽に触れたり読書や遊びから学びとる行動をしている様子を描きました!

掲載アイテム

#04 ダイスケリチャード

目隠しされたコントロールベアと
女の子のどこかノスタルジックな作品

独自の世界観で女の子のイラストを中心に描く、ダイスケリチャード氏がデザイン。有線イヤフォンを耳につけているコントロールベアが後ろから女の子に目隠しされていて、洋服や装飾品もキュートな“ダイスケリチャードワールド”に包まれています。

ダイスケリチャード

滋賀県出身、現在は東京在住のイラストレーター兼デザイナー。若者から絶大な人気を集めている。2016年に活動を開始し、書籍の表紙や挿絵、CMやCDジャケットのデザインなど、幅広い媒体で活躍中

掲載アイテム

#05 tupera tupera

無邪気に顔を出す子供たちと
カラフルなベアたちが目を引く切り絵作品

絵本やイラストレーションをはじめ、様々な分野で活躍するtupera tuperaによる描き下ろし。切り絵で描かれた3匹のカラフルなコントロールベアにはそれぞれ背中や、体の中から子供たちが顔を覗かせています。

tupera tupera(ツペラ ツペラ)

亀山達矢氏と中川敦子氏によるユニットで、2002年から活動。絵本やイラストレーションの制作に加え、工作、ワークショップなど多岐にわたる分野で活躍。NHK Eテレの工作番組「ノージーのひらめき工房」のアートディレクションも担当。

15周年おめでとうございます! 今回の絵は、敬意を込めて、コントロールベアの形は崩さずに、
tupera tupera の世界観で表現しました。
コントロールベアを着て、無邪気に遊ぶ子供たち。
未来を担う子どもたちが「周りに流されず自分の頭をコントロールできる強い意思をもって」
生きていってほしいと願っています。

掲載アイテム

#06 ナカオテッペイ

お寿司でできたコントロールベアが愛くるしい!

イラストレーターのナカオテッペイ氏は、ポップでファッション性の高い世界観を表現。自身の好物でもある寿司でアレンジした、特別なコントロールベアが愛らしく微笑ましい!わさびにご注意ください。

ナカオテッペイ

デザイン事務所やレコード会社を経て、フリーランスのイラストレーターに。ユニークでポップなセンスが特徴な作品で、ファッション業界を中心に独特な世界観を表現。アウトドア系マガジンのカバーや広告なども手がけている。

コントロールベア15周年おめでとうございます。この機会にコントロールベアを描かせて頂きありがとうございます。
今回描かせていただいたコントロールベアのコンセプトは「寿司」です。
世の中には数えきれない程の美味しい食べものがありますが、僕の推しは寿司。
日本が誇る食文化の一つではないでしょうか?そんな寿司にも色々な多様性がある昨今、ベアの寿司です。
もう一度言います。ベアの寿司。つまり、くま寿司。寿司好きもベア好きも両方楽しんで頂ければと思います。

掲載アイテム

#07 福田利之

どこまでも広がる優しさに溢れた
世界観が魅力

イラストレーターの福田利之氏による作品。包帯でぐるぐる巻きにされたコントロールベアの首を、女の子が優しく支えるシーンが描かれた、心温まるデザインです。

福田利之(ふくだ としゆき)

独自の創作スタイルで唯一無二の世界を作り出すイラストレーター。ノスタルジックで優しさを纏った作品は、物語を感じさせる美しさに溢れている。代表的な作品には、『福田利之作品集』(玄光社)や、『Baby book』(共著:藤本智士、コクヨST)がある。

コントロールベア誕生15周年おめでとうございます。
今回は15年間も首が離れっぱなしでお疲れ様ですの思いを込めて、
熊の首が飛ばないように抑え込んでいる絵を描きました。
コンプライアンス的に首が外れていると怒られそうな、表現の自由ばかり言ってられないご時世ですが、
作品の表現はできるだけコントロールせず、おもしろ表現逆風の時代を上手にかいくぐり、
時には意味なんか求めない商品を世に送り出すグラニフという会社のこれからを、引き続き楽しみにしています。

掲載アイテム

#08 ヘン スヴェ リム

コントロールベアと猫のハイブリッド!?
ユニークなデザインに注目

イラストレーター兼グラフィックデザイナー、ヘン スヴェ リム氏による描き下ろし。コントロールベアに猫が溶け込んだのか? それとも、猫にコントロールベアが溶け込んだのか?キュートでユニークな作品です。

Heng Swee Lim(ヘン スヴェ リム)

またの名を「ilovedoodle(アイラブドゥードゥル)」。マレーシアのクアラルンプール在住のイラストレーター兼グラフィックデザイナー。大切にしているモットーは「笑顔の落書き」。たくさんの人が日常生活でもっと笑顔になれるような作品を製作している。

グラニフのオリジナルキャラクターに手を加えることができたことを、とても誇りに感じています。
カラフルな小さな猫をキャラクターの中に入れるというのは、
面白く遊び心のあるアイデアで、想像以上に素晴らしい仕上がりになりました。
作品制作中は一瞬一瞬が楽しく、最終的にその喜びが反映された作品になったと思います。
みなさまにも同じように楽しんで喜んでいただけると嬉しいです。コントロールベア15周年、おめでとうございます!

掲載アイテム

#09 ヨシタケシンスケ

親子の仲睦まじいシーンを
独特の視点で描いた作品

日常の些細な出来事を独自の解釈で表現するヨシタケシンスケ氏の作品。コントロールベアの首の隙間からピースをする子どもと、スマートフォンで撮影するお父さんの微笑ましい場面が描かれています。リュックにさりげなく、15周年の「15」という数字が入っているのもポイント。

ヨシタケシンスケ

イラストレーター、絵本作家。日常のさりげないひとコマを独特の角度で切り取ったスケッチ集や児童書など、数々の作品を発表。絵本デビュー作『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)で、第6回MOE絵本屋さん大賞第1位を受賞。

コントロールベア15周年、おめでとうございます!
コントロールベアの最大の魅力といえば、やはり胴体と頭のスキマだろうな、と思います。
もし、大きめのコントロールベアが置いてあって、一緒に写真を撮るとしたら、
一枚目は横に並んで撮り、二枚目はこうなるんじゃないかな、という場面を描いてみました。
もし、もっと大きなコントロールベアが置いてあって、触ってもOKだったら、
よじ登ってそのスキマを通り抜けたいと思います。
もし、もっともっと大きなコントロールベアがあったら、そのスキマに地球を入れたいと思います。

掲載アイテム

#10 リトルサンダー

マネしたくなる!?
コントロールベアと美少女が共演

漫画家、イラストレーターのリトルサンダー氏は、コントロールベアと同じポーズをとる女の子を描きました。 髪の毛で隠れていますが、女の子の首はどうなっているのでしょう!?

Little Thunder(リトルサンダー)

漫画家、イラストレーター。香港生まれ。 高校卒業後、香港だけでなく中国・広東地方の漫画雑誌で漫画やイラストレーションを発表。Instagramのフォロワーは100万人を超える。趣味はポールダンスと写真。愛猫家。

コントロールベアさん、15周年おめでとうございます!
コントロールベアのイメージには、いつも鮮烈な印象を受けています。
ちょっと不気味なんだけど、すごくかわいくて、自信に満ち溢れている。本当に大好きです!

掲載アイテム

コントロールベア誕生15周年
オリジナルデザインもチェック!

グラニフより、15周年オリジナルデザインのTシャツ、トートバッグ、マグカップも登場。フロントには元祖コントロールベアのベーシックデザイン、バックには15周年記念で新たにデザインされたコントロールベアがプリントされています。黒の線画がシンプルでおしゃれ。

掲載アイテム

Control Bear FUTURE

進化するコントロールベア、
NFTアートへ

コントロールベアは、アパレルや雑貨などの
プロダクトに加えて、
昨年からNFTアートも展開しています。

グラニフは、2022年10月からアートNFTプロジェクト「Control Bear NFT」を始動しました。日本のポップカルチャーのアイコンとして、コントロールベアの魅力を国内はもちろん世界に向けて発信。これまで発表したコレクションは、シンプルでありながらもカラーバリエーションを活かした「#Colors」や、意匠的な模様である「#Dot」や「#Border」、「#Flower」など、多岐にわたります。今後も、多彩な表現方法で作品を創り出し、Control Bear NFTを通じて皆さまにポジティブなエネルギーをお届けすることを目指します。

● graniph NFT Twitter 公式アカウント
https://twitter.com/graniph_nft

● OpenSea graniph Control Bear NFT ページ
https://opensea.io/collection/graniph-control-bear

「#NewYearRabbit」今年の干支「うさぎ」をモチーフにした作品を2023年にちなんで23体販売

「#NewYear2023 NFTエアドロ2022冬コレクション」(#131〜#169) をオークションで一次購入いただいた皆さまへ感謝を込めて、エアドロップ

「2023春コレクション #Wagara」1月下旬に発売されたカラフルで華やか、日本の伝統美を感じる和柄のコントロールベア

「2023春コレクション #ValentineChocolate」バレンタインのチョコレートギフトをイメージ

「コントロールベア 2022冬コレクション <Drop 8> #Pixel」ピクセルで表現したグラフィックデザイン

「コントロールベア 2022冬コレクション <Drop 7> #Army」ベーシックなカーキからカラフルな迷彩模様まで展開

「コントロールベア 2022冬コレクション <Drop 6> #Paisley」目を凝らすと、ペイズリー柄の中に小さなコントロールベアが描かれています。

「コントロールベア 2022冬コレクション <Drop 4> #Metal」3Dが新鮮なメタリックバージョン

Control Bear
15th Anniversary Press Event
- オリジナルキャラクター「コントロールベア」の進化と拡張 - 開催
開催日時:5月23日 13:00〜16:30/5月24日 12:00〜15:00
場所:Ultra Super New Gallery
   東京都渋谷区神宮前1丁目1-3(原宿)

Control Bear アーティストコラボレーションの作品展示をはじめ、コントロールベアの未来を表現したNFTアートを3D展示しました。

Column コントロールベアの生みの親、
上原氏の新キャラ「IGU」もNFTで話題に!

もともとWeb3や投資の世界に関心があったと話す、
コントロールベアの生みの親でグラフィックデザイナーの上原長剛氏。
個展や仕事を一緒にしていた昔からの友人とユニットを組んで、
事業化を目的としたNFTの製作を行っています。
NFTでの新キャラクターについて伺いました。

Q. NFTではどのようなキャラクターをデザインされたのですか?

A. ラテン語で未知の生物を意味する「IGU(イグ)」というキャラクターです。パッと見たときに印象的なキャラクターにするため、デザインはシンプルにしました。また、友人も僕も眠そうな表情が好きなので、このような顔になりましたね。

2種類の「ぬIGUるみ」が好評販売中。

Q. 制作過程は、コントロールベアと違うところはありましたか?

A.友人の意見も聞いて作り上げるというところが違い、新鮮でした。僕は2Dが得意な一方で、友人は3Dが強みなので、新たな考え方を学んでいろいろ刺激を受けましたね。次に作るキャラクターは動けてしゃべれるものにしたいと思っていたのですが、3Dが得意な友人のスキルや経験があったからこそ「動いても可愛い」というのが実現できました。

コントロールベアとIGUの立体プロトタイプ(非売品)。「2Dで描いたものが3Dになる瞬間がたまらなく楽しいです!」と、上原さん。

Q. ユーザーからのIGUへの反応はいかがですか?

A.ありがたいことに、2022年7月のNFTでの最初のプロジェクトで50体がすぐに完売しました。その後、プログラムなどにより自動生成される10,000体のジェネラティブNFTや、3DモデリングNFTなどを発表しています。また「IGU STARSHIP COMMUNITY」というコミュニティもあり、多くの方に参加いただいています。NFTを持っていなくても入ることができ、楽しめますよ!

● IGU NFT Twitterアカウント  
https://twitter.com/igu_nft

撮影/取材:田村浩章、静物:村本祥一<BYTHEWAY>  
構成&文/高橋京子

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