Sotaro Yasui(Hyogo Prefectural Museum of Art) 安井曽太郎(兵庫県立美術館)
京都の裕福な商家に生まれた安井は、16歳ごろから関西美術院に通い、木炭デッサンや水彩画を学んだ。明治40年に渡仏、パリでは画塾アカデミー・ジュリアンで学び、ジャン=ポール・ローランスの薫陶を受ける。滞欧作と、それに続くいわゆる停滞期の諸作、そしてそこからの一気の脱出を示す1930年代の作品によって、日本洋画の「完成」を担った画家としての安井の評価が定まった。本作「巴里の縁日」は兵庫県立美術館に所蔵されている。
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