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佐々木マキ マンガ家・イラストレーター・絵本作家

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2020.02.18 (tue)

マンガ家・イラストレーター・絵本作家、佐々木マキ

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2020年2月 ファン必見!念願だった佐々木マキさんとのコラボレーションが実現
1964年から2002年頃まで青林堂が刊行していた月刊漫画雑誌『ガロ』でマンガ家としてデビュー。その後、イラストレーションやナンセンスな絵本を
多く発表しており、幅広いファンが多い佐々木マキさん。念願だったグラニフとのコラボレーションが実現。佐々木マキさんの「マンガ」と「絵本」作品からラインナップした商品を展開。使用した書籍と共にご紹介します。

佐々木マキ / Maki Sasaki

1946年、神戸市に生まれる。京都市立美術大学日本画科中退。
在学中より雑誌『ガロ』にマンガを発表。『朝日ジャーナル』のマンガ連載に始まり、絵本、イラストレーションなど広く出版の領域で活動を続けている。
主な作品に『やっぱりおおかみ』『ねむいねむいねずみ』などがある。
2018年に『へろへろおじさん』で講談社出版文化賞を受賞。
京都市在住。


佐々木マキさんのナンセンス・ワールド
佐々木マキさんの作品は前衛的?アバンギャルド?キュート?アナーキーなナンセンス?さまざまな表現で語られ、ひとつの言葉では足りないほど多種多彩。佐々木マキの名前自体もどこか抽象的に感じてしまうほど不思議な世界に引き込まれます。今回のグラニフとのコラボレーションでは漫画家デビューを果たした『ガロ』の作品と、1978年〜2000年に出版された絵本『ねむいねむいねずみ』『やっぱりおおかみ』『ムッシュ・ムニエルをごしょうかいします』を使用。佐々木マキさんのナンセンス・ワールドを感じるアイテムになっております。

 

[内容紹介]
佐々木マキが60年代~80年代のアタマにかけて発表した前衛マンガの数々を自選で集成した、奇蹟の復刻版が刊行!総計400ページ超!
「港のマリー」「チーチー・ハット」「消火栓男」などの単行本初収録作品と著者が本書のために当時のイラスト群を新たに再構成して作り上げた新作「ハーフ・クレイジー」も追加収録した決定版!

天才! 鬼才! 奇想天外!

佐々木マキのナンセンス世界にようこそ!

『ガロ』でセンセーションを起こした前衛マンガ
はじめて読んだ時、あまりにもわけが分からずびっくりしたのを覚えてます。確かに衝撃的な前衛マンガ。なぜ?なぜ?と理由を深く追求しても答えが分からず、とにかく頭を柔らかくして何も考えずに読んで行くうちに次第に佐々木マキさんのアナザー・ワールドが癖になる一冊です。お洒落な画のタッチがどこか洋書にも思えてくるから不思議です。

●コラボレーションアイテム
シャツ(S/M/L) ※「天国でみる夢」(左下)


[内容紹介]

ひとりぼっちのおおかみは、仲間を求めて、ぶたの町、うさぎの町、とさまよいますが、どこへ行っても仲間はいません……。今までの絵本にはない、斬新なテーマに取りくんだ意欲作。

シニカルなおおかみがキュートな絵本
佐々木マキさんの絵本作家としてデビュー作。世界で一匹生き残った子供のおおかみが仲間を探し街をさまよい続け、うさぎやぶたからも相手にされず孤独を感じながら一言「け」という言葉を発する絵本。結局仲間は見つからず、一匹おおかみとして生きることを決めるというポジティブな終わり方をしますが、おおかみはシルエットで描かれているため表情が見えず、文章も極力少ない感じがどこか寂しい。「け」という一言にどんなオモイがあるんだろう?悔しさからきているのか?単なる単語としての「け」なのか?おおかみの本心が気になる絵本です。

●コラボレーションアイテム
Tシャツ4種類  (SS/S/M/L )
キッズTシャツ1種類  (90/100/110/120/130cm)
レディースワンピース2種類  (F)


[内容紹介]

やぎのムッシュ・ムニエルは魔術士。子どもをひとりさらっていって、弟子にしようと町へやってきました。ムニエルの呪文で変な魚の形になった小さな瓶は、元気そうな少年をつかまえたのですが…。

やぎの魔術師ムッシュ・ムニエル
やぎの魔術師という設定が面白いし、ムッシュ・ムニエルという名前の響きもお洒落。好きなのはいろんな魔術を披露して失敗もするけど、最後は必ず「それじゃ、またあおう。グッドバイ!」と素敵に終わることろ。そのクールなところがかっこいい。実はこのやぎは1971年の『ガロ』に掲載された「ピクルス街異聞」に登場したやぎの魔術師がムッシュ・ムニエルと名ずけられ絵本として1987年に出版された。(右下)佐々木マキさんの絵本はマンガから抜け出した主人公が多く、そこもファンの心をくすぐるポイントです。

●コラボレーションアイテム
Tシャツ2種類  (SS/S/M/L )


[内容紹介]
旅をしていたねずみが、1日中歩いてくたびれてたどりついた家は、だれもいない古い家。ねむくてねむくて、2階にあったベッドにもぐりこんで眠ろうとするのですが……。

とにかくねむくてしかたない
まぶたが半分閉じかけてとにかくねむいかおがキュートなねずみが主人公。お母さんを探しながら旅をし、疲れるとバスタブや靴下の中などどこでも寝ちゃう人気作。読者はいつお母さんねずみに会えるのか気になるところですが、そこは佐々木マキさんのナンセンス絵本だけあって、現在でもシリーズの中では会えるどころか気配すら感じません。代わりに毎回かならず「お母さんの夢」をみます。愉快なストーリーと合わせて今宵どんなお母さんの夢をみるのか?そんな部分も注目したい絵本です。

●コラボレーションアイテム
Tシャツ2種類(SS/S/M/L)
キッズTシャツ1種類(90/100/110/120/130cm)


佐々木マキさんからコラボレーションについてコメント
私の絵を使ったシャツやワンピースを作りたい、という企画をきいたときは、一体どんなものになるのか見当もつきませんでした。
しかし次々と出来上がってくるサンプルを見るたびに、なるほどこれはいい、と納得がいきました。
私の絵の、どれを選んでどう使うかという選択とデザイン、そのセンスがいいので感心しました。

佐々木マキ コラボレーション
漫画家、絵本作家、イラストレーターなど、幅広い分野で活躍する画家、佐々木マキ。代表作の絵本のひとつ『やっぱりおおかみ』や、『ねむいねむいねずみ』、『ムッシュ・ムニエルをごしょうかいします』など、愉快なアイテムがリリース! 一風変わったナンセンスな世界をどうぞご堪能ください。

やっぱりおおかみ 墓場 / I Am a Wolf Myself After All Cemetery
『やっぱり おおかみ』(1973年刊 福音館書店)より。なかまを探して町をうろついていたこどものおおかみ。夜の墓場で寝そべっている所におばけが現れました。どこか愛嬌のある表情のおばけがかわいいデザインです。


ムッシュ ムニエル / Monsieur Meuniere
『ムッシュ・ムニエルをごしょうかいします』(2000年刊 絵本館)表紙と裏表紙より。ムッシュ・ムニエルはヤギですが、魔術師なのです。バックは、彼の操るさかなの形の乗り物が空を飛んでいます。本の装丁のような1枚です。


ねむいねむいねずみ 鳩時計 / Very Sleepy Mouse Cuckoo Clock
『ねむいねむいねずみ』(1979年刊 PHP研究所)より。旅をしていたねずみが、見つけた古い家で寝ようとしたら、なんとお化け屋敷でした。鳩時計にもぐりこんだら、突然はとが出てきて追い出されてしまいました。ねずみの焦った表情にも注目です。


やっぱりおおかみ / I Am a Wolf Myself After All
『やっぱり おおかみ』(1973年刊 福音館書店)より。おおかみが歩く姿を大胆に配置した、シンプルだけどインパクトのあるデザインです。


やっぱりおおかみ 電車 / I Am a Wolf Myself After All Tram Train
『やっぱり おおかみ』(1973年刊 福音館書店)より。おおかみが「なかまがほしいな でもうさぎなんかごめんだ」と、なかまを探して町をうろついています。電車や建物も雰囲気があって魅力的なデザインです。


ねむいねむいねずみ / Very Sleepy Mouse
『ねむいねむいねずみ』(1979年刊 PHP研究所)表紙より。月夜の中で眠そうなねずみが佇んでいる姿がかわいい1枚です。

ムッシュ ムニエル 少年 / Monsieur Meuniere The Boy
『ムッシュ・ムニエルをごしょうかいします』(2000年刊 絵本館)より。弟子を探しに来たムッシュ・ムニエルが、自分の弟子にふさわしい少年と出会いました。惹かれていることがよく伝わるユニークなデザインです。


やっぱりおおかみ け / I Am a Wolf Myself After All Ke
『やっぱり おおかみ』(1973年刊 福音館書店)より。ポケットの横からチラッと見えているおおかみがワンポイントになっています。「け」という含みのあるセリフがどこか可愛いらしい1枚です。


ねむいねむいねずみ くつした / Very Sleepy Mouse Sock
『ねむいねむいねずみと どろぼうたち』(2010年刊 PHP研究所)より。暖炉の前にひとつ落ちていたくつ下にもぐり込んだねずみが、うとうと眠りかけている表情が可愛らしい1枚です。


天国で見る夢 / A Dream in Heaven
『うみべのまち』(2011年刊 太田出版)より。天国で見る夢というマンガからの1ページを大胆に配置したデザインです。


やっぱりおおかみ 気球 / I Am a Wolf Myself After All Balloon
『やっぱり おおかみ』(1973年刊 福音館書店)より。「おおかみとして いきるしかないよ」という場面です。飛んでいく気球を見つめるおおかみの、なにか吹っ切れた様な、決心をした様な後ろ姿が雰囲気のあるデザインです。


やっぱりおおかみ パターン / I Am a Wolf Myself After All Pattern
『やっぱり おおかみ』(1973年刊 福音館書店)より。いろんな場面のおおかみを集めてパターン柄にしました。